コールセンターの仕事は、パートやアルバイトとして働く以外に、派遣社員として働くという選択肢があります。
私が今勤めている職場(コールセンター)にも、派遣社員の方が多くいます。
業務経験者で、短い研修期間で即戦力になる、というタイプの方もいますし、派遣で働くのもコールセンターで働くのも初めてで、タイピングやパソコン操作から研修を受けられていた方もいました。
年齢層も20代から50代の方までと幅広いです。
会社によって違いますが、私が働いている会社の場合は、直雇用のパートよりも、派遣の人の方が時給が高いみたいです。
コールセンターで派遣で働くメリット
コールセンターの仕事を派遣でするメリットはこんなことです。
- 自分に合った仕事を紹介してもらえる。
- 仕事の悩みを派遣会社の担当者に相談できる。
- 条件を満たせば社会保険に入れる。
- 違う派遣先に移っても社会保険の手続きをしなおす必要がない。
- 仕事が合わなければ別の仕事を紹介してもらえる。
- スキルアップや資格取得を支援してもらえる。
- 深い人間関係を築いたりおつきあいをする必要がなくてラク。
- いろいろな仕事を経験し自分に合った仕事を見つけられる。
- 会社に直接言いにくい要望や質問を、派遣会社の担当者に言える。
コールセンターで派遣で働くデメリット
一方、コールセンターで派遣社員として働いている人から、こんな不満の声を聞くことがあります。
- 直雇用の人の方がシフトや仕事内容で優遇される気がする
- 派遣社員はこき使われる
- 閑散期に真っ先にシフトカットされるのは派遣社員
- 同じ会社で3年を超えて働くことは原則としてできない(無期雇用、直接雇用などの措置をとることで可能な場合も)
このように感じる人もいるようです。
扱いに差がある?理由
会社にとって、直接雇用のアルバイト・パートよりも、派遣社員の方が、雇うためのコストが高い場合があります。職場によっては、派遣社員にコストに見合った働きを期待するケースがあるとはいえるんじゃないかと思います。
また、繁忙期と閑散期の差が激しい職場も多いのがコールセンターの特徴です。繁忙期に3か月など、短期間だけ一定以上のスキルのある人員を確保したいという目的で、企業が派遣会社を利用することがあります。このような場合、直接雇用のパートと、研修期間や仕事内容、シフトが異なる場合があるようです。
こういったことから、「派遣社員はこきつかわれる」「直接雇用の人の方が大事にされる」と不満に思う人がいるのかもしれませんが、派遣で働くことによるメリットも大きいはずなので、納得できるかどうか、よく考えて働き方を選ぶことです。
派遣か直雇用か。私の考え
私が思うに、直雇用だろうが派遣社員だろうが、会社にとって雇うメリットが大きく、長く勤めてほしいと思われるような人材になれるよう努力することが大事だと思います。
この人に辞められると困る、と上司や同僚に思ってもらえるような存在になれば、シフトや仕事内容について相談にものってもらえる可能性が高くなるのではないでしょうか。
派遣社員として働いている場合、勤務し3年経過後に、直接雇用、無期雇用として同じ会社で働き続けることができる可能性も高まります。
そのためには、まずは努力して仕事を覚えること。そして、ある程度仕事に慣れてからもスキルアップを目指し続ける姿勢を持ちたいですね。
遅刻や当日連絡での欠勤にはかなり厳しい仕事です。そういうことがないようにして、人が足りない日に出勤できるよう融通を効かせることができれば、上司にも同僚にも喜ばれるはずです。
また、コールセンターは周囲と衝突せず人と融通をきかせあって働けることがとても大事だと思います。
派遣だからとまわりの人とほとんどコミュニケーションを取らない人もいますが、もったいないです。
シフトを交代しあったり、わからないことを教え合ったりと、コールセンターの仕事では、人と協力しあう場面はたくさんあります。
話せる人が増えれば増えるほど、仕事のしやすさも増していきます。
まとめ
直接雇用と派遣社員では、会社にとって雇うためのコストや、雇う目的が違うことがあります。そのため、シフトや仕事内容、待遇面で差があるのは当然ということもあります。
派遣社員だから…直接雇用だから…と不満を感じて、どうしても納得できない場合は、仕事を変えるしかないのかもしれません。
ある程度の違いがあるのは当然、と納得できる場合は、直接雇用でも、派遣社員でも、人と協力し合って良い仕事ができるようになることを目指したいものですね。
そうすることで、長く快適に働き続けられる環境を、自分が作っていくことができる、それがコールセンターの仕事だと思います。
最初は人間関係で悩んだり、仕事の内容やシフトのことで不満を持ったりすることがあるかもしれませんが、快適に働き続けられる環境を1年かけて自分で作る、そういう気持ちで勤めてみるといいかもしれません。
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