離婚したいけど、その後の生活が不安…
と思っている方に、今日は離婚をおすすめしない理由を書きます。
結論からいうと、離婚後に、老後に生活するためのお金を貯めることが、想像以上に大変だからです。
もくじ
離婚しても老後の心配が比較的少ないのはこんな人
- 若い方で離婚後にバリバリ働ける見込み。
- これまでも厚生年金に入って長く仕事をしてきた方
- 年金分割をして、これから働けば老後資金が用意できそうな方
- 資産があり老後の生活ができる見込みがある方
こういう方は、どうしても離婚したいと思ったらよく準備をして、離婚する方向で進められるといいんじゃないかと思います。
離婚すると老後の不安が非常に大きいのはこんな人
- 専業主婦歴が長い
- 働いていたとしても扶養内のパートなど
- 年齢が高め(例えば40代以上など)
こういう生活をしてきた方が離婚を考える場合、年金がどうなるか、老後の生活をどうするか、一度きっちりと試算してみた方がいいです。
年金分割後の年金受け取り見込み額
これを計算してください。
上記のサイトでシミュレーションできます。(非常にざっくりとした計算のみということですが、目安になると思います)
年金分割は大変でも確実に行いたい
年金分割は、離婚相手が協力的でない場合は、非常に困難で面倒な手続きとなる場合があります。あきらめてしまいたくなるかもしれませんが、やるとやらないとでは後々大きな違いが出ます。
場合によっては弁護士さんなどに相談するのもひとつの手だと思います。
離婚後に老後資金の準備をするのはたいへん
若い人なら、離婚後にバリバリ働けばなんとかなります。しかし40代以上となると、老後は、はっきりいってすぐそこ。
これから働いて厚生年金に加入するとしても、老後の生活資金をためる時間はとても少ないのです。
状況によっては、それでも離婚するしかありません。私もそうでした。
離婚したら悲惨なことになるとはわかっていましたが、離婚しない方がもっと悲惨なことになるという状況でしたから…。
迷う余地があるなら40代以上の離婚はおすすめしない
経済的理由から離婚できない、という人もいるでしょう。経済的にはヤバいとわかっているけど離婚するしかない人も。(それは私です)
どちらにしても大変なんですが、それでも離婚すると決めたのなら、健康に気を付けて仕事をがんばっていきましょう。
私はこれから、子供の教育費がかかる時期と親の介護が重なり、その後は老後が目の前です。
貧乏なおひとりさまの老後になるのでしょう…(-_-;)
とても不安。
私の老後準備については、これからブログに書いていくつもりです。
離婚したいと思っている方へ
こうなるので、いま「離婚したい」と思いながらこの記事を読んでいる方がいるとしたら、まずは離婚しないですむ方法を全力で考えて実行してください、と言いたいです。離婚せずにやっていけるなら、それにこしたことはないと思います。
もしそこまでやってみて、それでも離婚すると決めたのなら、まずは経済的な準備をしっかりすることをおすすめします。
貯金。そして長く安定して続けられる仕事。
これが大事です。