子供が一人で留守番をする時は、お昼ごはんを用意してから出勤するという場合も多いのではないでしょうか。
離婚して子供と暮らす場合は、仕事は出来るだけフルタイムで収入を増やすことを考えると思います。
そんな時、平日昼間であれば保育園や学校や学童保育が子供を預かってくれるのは大変有り難い状況です。
また、残業や休日出勤などに対応するのは、子供が保育園の時は難しいでしょうが、小学校4年生以降ぐらいであれば一人で家で過ごすことも可能になるので、親側も仕事に対して柔軟に対応できるようになってきます。
本を読んだり、ゲームをしたり、テレビを見たりと、時間を過ごす手段としては逆に親に小言を言われることもなく自由に時間が過ごせるので、子供側からしても留守番大歓迎と考えることもあるかもしれません。
しかし、そうはいっても心配なのは食事のことです。
小学校以降になると季節ごとに長期休みがありますので、学童を利用しない場合はお昼ごはんの準備は必須と言えますね。
年齢にもよるとは思いますが、留守番の際の食事やおやつの準備をしてから残業や休日出勤をするのが親としても安心でしょう。
今回は、家で子供が一人で留守番する際の、昼ごはんの用意や親が準備するための工夫、利用できるサービスなどを見ていきましょう。
もくじ
定番のお弁当や作り置き
まずは定番ですが、お弁当。
もし自分が仕事に行く際にお弁当を持参するようなスタイルを取っている場合だと、いつもより多めにおかずを作ればいいだけなので、簡単です。
でもそうではない場合、朝の忙しい時間にお弁当を作るのはなかなか、大変です。
その前に朝ごはんの準備もありますし、両方を同じ時間でこなすためにはいつもより早めに起きる必要があるかもしれません。
前日の夕食準備の際に、味付けを変えたものを準備する
魚や肉料理などのメインの材料でその日の夕食のメニューに沿った味付けがあると思います。
食事の後片付けをしながら焼いておけば、翌日は温め直すだけで食べられますね。
副菜は週末に作り置き料理を作って冷凍保存しておく
メインは当日、または前日に作ってフレッシュなものを食べて欲しいですが、副菜の作り置きや冷凍保存はお弁当にとても便利です。
ソースのバリエーションを付ければ、同じ材料でも飽きることなく食べられるでしょう。
前日のメニューに具沢山の汁ものを作っておく
スープやお味噌汁なら前日の夕食と同じであっても特に不満は出ないでしょう。
また、メインと同じで、具材だけを多めにカットしてスープの味付けを変えるだけでも全く違った印象の料理になります。
これらの対応は、あらかじめ残業や休日出勤の予定が分かっている場合、もしくは子供の長期休暇の時には対応出来ますが、急な残業や休日に急に呼び出されて仕事に行かなければならない時はどうでしょう。
こういった場合は、自分で手作りした作り置きでは対応できませんので、何らかのサービスを利用することになるでしょう。
では例えばどんなことが出来るでしょうか。
作り置きをする時間のない時は?
冷凍食品やミールキットを利用する
冷凍食品は昔と比べると使う素材や味にもこだわりの有るものが増えています。
突発的な断れない仕事の時等の子供の食事として選択肢の一つだと思います。
スーパーでは、40%オフなどのサービスをしている日もありますので、そういう時にある程度買いだめをしておくのもいいでしょう。
また最近はミールキットのサービスが沢山出てきました。
毎日の献立を考える主婦の為の食材プラスレシピというタイプから、温めてすぐに食べられるというものまで、探してみるとその種類やバリエーションは多岐にわたっています。
ただ、ミールキットは定期契約で宅配してくれるサービスが多いのですが、そうなるとなかなか単発でと言う選択が難しいのが現状のようです。
ただ、中にはスーパーでミールキットを取り扱っているところもあり、それであれば1セットから購入することが出来ますので、まずはお近くのスーパーを覗いてみるのもいいかもしれません。
ミールキットのサービスの代表的なものとしては、「KitOisix(キットオイシックス)」があります。また、生協の「パルシステム」もミールキットの宅配が充実しています。
他にも、セブンイレブンにもミールキットのサービスがあるようです。
ミールキット
KitOisix(キットオイシックス)
パルシステム
セブンイレブン
冷凍はメイン料理でも保存できる
冷凍食品やミールキットも強い味方ですが、上記でお伝えした副菜を作って冷凍しておくという技は実はメイン料理にも使えます。
突発的な仕事があまりない場合には市販のサービスを利用するのが簡単でしょうが、作って冷凍しておけば、ご飯を作るのが面倒だなぁという日の夕食のメイン料理に代用することも出来るので、頑張って作っておくのも一つですね。
カップ麺やカップスープなどを常備しておく
自作や市販の冷凍食品、またはミールキット等もそれぞれ賞味期限があり、そんなに長期に保存できるものではありません。
子供のお昼ごはん一食分としてあまり食べさせたいものではないかもしれません。
けれど、緊急事態に備えて食べるものが何もないという状況を作らないためにも何食分かは保存しておくのがいいでしょう。
準備が出来ないときに利用できる外部サービス
最後に、どうしても自宅で準備が出来ないときに外部で利用できるサービスも見てみましょう。
こども食堂
子ども食堂は、地域のボランティアの人たちの協力で子供の場合は無料で食事を提供してくれるというところが多いので、ひとり親家庭ではすでに利用された方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、自分の家の近くにない場合は子供がそこまでの移動手段があるかどうかなど、別の問題も発生しますので、まずは近くにあるかどうかを探してみるのが良いでしょう。
子ども食堂について
デリバリーサービス
子供だけで外食させるのは心配ですし、昨今の状況を見るとあまり外出させたくないという思いもあるでしょう。
そんな時に便利なのが食事のデリバリーサービスです。
コロナ禍の中、様々な飲食店が、テイクアウトやデリバリーにも対応するようになっていますし、ネットで支払いも完了するので子供にお金を持たせることもありません。
使いようによっては便利なサービスと言えるでしょう。ただ、子供が一人でいる家に宅配員とはいえ他人が自宅を訪れるというのも親としては心配な面もあるでしょう。
置き配などのサービスを利用すれば顔を合わせることもなく商品が受け取れますのでそういったサービスの有無もチェックするといいでしょう。
デリバリーサービスにも様々なものがありますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館などが、加盟店も多く全国的に展開しているサービスとなっているようです。
まとめ
今回は、普段の残業や休日出勤など、子供が一人で家で留守番している際の食事の準備について調べてみました。
子供が小さいうちは出来るだけ安心安全な食材を使って、自分の手作りの物を食べさせたいと思う親の気持ちもあります。
そんな時に空き時間や少しの工夫で手作りのお弁当を作るというアイデアもありました。
また、昨今の情勢の中で新しいサービスが色々と出てきて利用しやすくなってきていることも分かりましたので、準備出来る時は自分で、それでもどうしようもなくなれば、このようなサービスを利用するというのがひとり親としてもストレスがたまらなくて良いのではないでしょうか。