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携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】にあったらどうするか。うちの場合

更新日:

2万円を振り込んでよこした会社の名前をネットで検索してみると、「携帯電話買取詐欺」という言葉が目に飛び込んできました。

アルバイトみたいなことをしている、と奇妙なことを言っていた夫ですが、なんのことはない、詐欺に騙されていたのです。

これまでの話は…

1.元夫はダメな人だったけど自分もたいがいアレだったと気づく

2.8万円のキャッシングが離婚の原因になった話

3.住宅ローンの借り換えが最後の頼みの綱だった

4.夫に2万円の振り込みと謎のハガキ。もしかして不倫?

では今日は、夫が詐欺にだまされていると知った後のことについて書きます。

夫が詐欺にあっていると知った時の心境

夫の銀行口座にお金を振り込んでよこした会社の名前を検索して調べてみると、上位に表示されているページの件名に「携帯電話買取詐欺」という言葉がありました。

これを見た時の私の心境はどうだったかといいますと…

\(^o^)/オワタ

まあ、こんな気持ちでした。

何が起こっているのかさっぱりわからず、夫は不倫してるのか?とまで疑った後、こうして、何が起こっていたのかはっきりわかって、おかしな言い方ですが、なんだかスッキリしたことを覚えています。

何が起こっているのかわからない状況というのは、どういう攻撃がどこから飛んでくるかわからない、ということです。

でも、何が起こっているのか、ついにわかりました。夫の今までの不可解な言動の意味が、全部すっきりとわかったんです。

本当に、なんてことをしてくれたんだと、怒りはもちろん感じました。この影響で、子供がどんなつらい目にあうかと思うと、やりきれない気持ちでいっぱいでした。

でも、それよりなによりも、哀れというかなんというか。とにかく「悲しい」気持ちになりました。

なんて悲しい人なんだろう、と思いました。悲しい家族だな、と。

夫に電話をする

ここで責めたら、この人は自殺してしまうんじゃないか。そうでないとしても、運転中にぼーっとして事故を起こして死んでしまうんじゃないかと思いました。

夫への怒りはいったんわきに置いといて、やるべきことをやらなくてはいけません。

しっかりしなきゃ、と思いました。

これから家族がヒサンなことになるのは確実だけど、子供への悪影響をできるだけ少なくする方法を考えなくてはなりません。夫がダメな以上、私がしっかりするしかないのです。(もともと私も、ぜんぜん、しっかり者タイプではないのです)

携帯電話を、詐欺師に送ってしまうともう取り返しがつかないことになるらしいので、また、仕事中の夫に電話をしました。忙しいと言って切られる前に、

「ちょっと大事な話があるから、5分だけ話を聞いて」とまず言いました。

「携帯電話の契約のこと、気になってちょっと調べたんだけど、この前2万円振り込まれたじゃない? あの〇〇っていう会社、検索して調べたら『携帯電話買取詐欺』って出てくるよ」

そういうと、電話の向こうで夫はしばらく絶句していました。

ふだん、あまり物事を深く考えず、反省や後悔をするということはない人です。

でもこの時は、さすがにショックを受けたみたいです。

「あぁそうか。あれ詐欺だったのか。じゃあ、おれ…悪いことしたな」

と、ふるえるような、ものすごく気落ちしたような小さな声で言いました。そしてまたしばらく沈黙。

次には怒りのこもった声で、

「何やってんだよ、おれ。ほんとにバカ野郎だな!」

と言いました。

私もそう思いました。ほんとにバカ野郎だな、と。

「携帯電話をまだ送ってないんだったら、間に合うかもしれない。もう送ってしまったの?」と聞くと、

「送ってしまった…」

そしてどんな機種を何台送ったかも聞きました。ここにはくわしく書きませんが、ちょっとめまいがするような台数と機種代金でした。

「アルバイトみたいなことしてるって言ってたけど、何かお金もらうような約束したの?」

「いや。携帯電話の代金が口座に振り込まれるから、バイトしてるってことにしておかないと、何のお金かおまえに聞かれると思って…」

私が電話をしてこの話をするまで、夫は一瞬たりとも自分が詐欺にあっているとは思っていなかったようです。携帯電話をたくさん送ったので審査を無事に通過し、今日にでも希望する額の融資をしてもらえる、と信じていたようです。

仕事中なのであまりいろいろ聞けませんでしたが、無料相談するために知っておきたいことをいくつか聞きました。

「弁護士か司法書士か、無料相談みたいなとこに電話して聞いてみるから」

と私が言うと、

「うん。たのむわ」

夫は気が抜けたような声でそう言って、電話を切りました。

闇金の無料相談に電話をしてみる

その後、私は司法書士事務所を探して電話してみました。

闇金を装った詐欺なのかな?と思ったので、闇金に強いという司法書士事務所をネットで探して、無料相談に電話をしてみると…

事務員さんが対応するのかと思ったら、男性が出て「司法書士の〇〇です」と。直接司法書士の先生が出るとは思わなかったのでびっくりしました。

状況を少しお話したところ、くわしいお話をうかがうのに折り返し電話をします、と言ってくれました。「いったん切りますが、5分ほどで、必ずかけますからね」と力強く念を押してくださったのが印象的でした。

詐欺に騙される方も悪いとか、あの時家計に私のお金をもっと入れていたらとか、もっと家計をしっかり管理していれば、とか……自分も悪かったという気持ちがありました。

子育て家庭の親なのに、こんな状況に陥ってしまって恥ずかしいという気持ちもありました。

人に話するのも気が引けるようなことでしたが、そういったトラブルについての話を聞きなれている専門家の方に話を聞いてもらえて、それだけでも気持ちが少しラクになるのを感じました。

携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】とは

携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】は、お金を借りたい人を利用して、携帯電話会社からスマートフォンやタブレットをだまし取るもので、数年前から増えてきている詐欺の手口です。

白ロムとは

携帯電話やタブレットには、通話やデータ通信をする契約者の情報が入ったSIMカードというものが入っています。

SIMカードを抜いた状態の携帯電話、スマートフォン、タブレットのことを「白ロム端末」といいます。

自宅のWi-Fiだけで使う、などという場合は、白ロム端末でもいいわけです。また、白ロム端末に、通信契約をしたSIMカードを挿入すれば、通話やデータ通信もできる端末として使うことができます。

以下は、夫の体験談を取材して書いたものではありません。司法書士さんから聞いた話やネットで読んだ体験談、そして夫から聞いた話からまとめたものです。夫からは断片的な話しか聞けていませんし、嘘つきなのでどこまでが本当かわかりません。

「お金を貸します」という広告が入り口

スマホやパソコンで、「お金を貸します」という内容のインターネット広告を見かけたことがある人も多いんじゃないかと思います。

「他から借りられない人にも融資できます」といった内容の広告もたまにありますが、こういった広告の中に、携帯電話買取詐欺の入り口がまぎれこんでいます。

融資の審査に落ちてしまう人が、どうしてもお金を借りたいとき、あやしいとは思いつつ、

「話だけでも聞いてみよう」

「おかしいと思ったらその時は断ればいい」

そんな気持ちで、広告をタップしてしまうのかもしれません。

クリーンなイメージのサイト

そういった広告は、明るくてクリーンなイメージのサイトにつながっています。トップページには、きれいなオフィスの写真や、かわいいオペレーターの女性がにっこりとほほ笑んでいる写真があったりします。

住所や電話番号などの連絡先、きちんと認可を受けているかのような表示も掲載されているかもしれません。

こんなちゃんとした事務所をかまえているところなんだから、利用者も多いだろうし、信用していいんじゃないか…そう思ってしまう人もいるでしょう。

「他で断られた方も気軽にご相談ください」などと書いてあって「相談だけなら…」と思ってしまう人も。

入力フォームも、よくあるきれいで入力しやすいものです。名前や住所、年収や勤務先など、融資してもらうかもしれないのだから、正直に入力しなければならないという気にさせられます。

送信してしまう人がいても不思議ではありません。

電話がかかってくる

送信してしばらくすると、電話がかかってきます。丁寧な口調の若い男性で、名前を名乗った後、

「融資のお申し込みをいただき、ありがとうございます」

などと言ってきます。「融資の申し込み?まずは相談だけじゃないの?」と一瞬ひっかかりますが、考える暇はありません。電話の相手は早口で説明をまくし立ててくるからです。

審査の代わりに携帯電話を契約?

審査には日数がかかると言われます。でも、すぐに融資を受けたいでしょうから、携帯電話の契約ができることを証明してもらえば、今日じゅうに融資をすることができますよ、という話を持ちかけられます。

お金に困っているあなたのために、今日中に融資できるよう、なんとか特別に取り計らってあげましょう、という恩を着せるような言い方をしてくるらしいです。

携帯電話を契約することができる、と証明してもらえればいいだけなので、もちろんすぐに契約は解約するし、機種は買い取りをする。あくまでも、最短で融資をするための審査の代わりであるから、携帯電話の契約によって、当然ではあるが一切費用はかからない。

そういう説明です。

とにかく早口で、次々に説明してきます。忙しそうなので、質問するのも悪いような気にさせられるでしょう。

住所から、近くにある携帯電話のショップを数か所、わざわざ調べて教えてくれます。家から何分くらいでその店まで行けるかまで、調べて教えてくれます。

その店の前まで行ったら電話をください、と言っていったん電話は切れます。

あやしい。断りたいと思っても…

電話が切れた後、たいていの人は、あやしい話だな、と思うでしょう。使わない携帯電話の契約なんかしたくありませんよね。断ろうと思う人が多いはずです。

5分後、また電話が鳴ります。

「もう携帯ショップにつきましたか?」と相手に聞かれます。

「いいえ、ショップには行ってません。やっぱりさっきの話ですけど、融資はけっこうですので…」

すると電話の相手の態度が豹変します。

「は? まだショップに行ってないって、どういうことですか? もう家は出てますよね? あと何分で着きます? こっちはもう業者も手配して、書類も用意してお待ちしてるんですよ。今日中に融資できるかどうかギリギリなんで、こっちも業者に無理いって動いてもらってますから。もうショップに着きますよね? 向かってますよね?」

最初の電話のとは大違いの、いら立ちを隠しきれない口調です。今にも怒鳴りだしそうな感じです。

断りきれないと感じてしまい「まあ、携帯電話の契約をすればお金を貸してくれるというなら、借りてもいいか」という気持ちになってしまう人もいるでしょう。そして家を出て、携帯電話ショップに向かってしまうんです。

携帯電話複数台を契約

相手に言われるがままに、指定された機種を2台とか3台とか、携帯電話ショップで契約します。1件のショップであまり多くの台数を契約しようとするとお店に怪しまれる可能性が高くなるので、店を何件もまわらせられて、2台ずつ3店舗、計6台のスマートフォンやタブレットを契約させられるなどといったケースがあるようです。

買取業者に宅配便で送る

店の外に出てから「契約できました」と電話で報告すると、相手はとても喜んでくれます。よかったですね、これで今日中に融資できるかもしれません。と…

「お金に困っているあなたの役に立つために、無理をして一生懸命やってます」感を出してきます。

電話で指示された携帯電話を買い取ってくれるという業者に、あなたは宅配便で、契約したばかりの携帯電話を送ります。その業者は、電話の相手の金融機関の関連会社ではなく、一般の買取業者という話です。でも実際はもちろん仲間です。

数日後買取業者からお金が振り込まれる

宅配便で携帯電話を送った業者から、数千円から数万円のお金がふりこまれる場合があります。これを確認すると、契約した人は、心からほっとするでしょう。

嘘じゃなかったんだ、と思います。そして全部信じてしまいます。

信じたいのです。

もし嘘だとしたら、もう取り返しのつかない大変なことに巻き込まれてしまっていることになるからです。嘘ではなく、相手の言うとおり、携帯電話の代金はすべて支払われ、通信契約は解約され、融資もしてもらえるのだと、信じたいのです。

残りの代金は、機種が売れたら振り込まれるという話です。これも最初の説明とはちょっとちがうような気もしますが、まあ後で振り込まれるならいいかと思ってしまいます。

電話で問い合わせようかとも思いますが、担当者のいら立った対応を思い出すと、電話はかけたくないと思ってしまいます。

融資するためにはさらに携帯電話の契約が必要といわれ

すぐに融資できる、と担当者はあれほど喜んでくれたはずなのに、融資はされません。

電話をかけると、事務員らしき人が出て、「あいにく〇〇は外出しております。戻り次第折り返しお電話致します」などと対応されますが、折り返しかかってくることはなく、何度も電話をかけているうちに、その電話自体がつながらなくなるというパターンがあります。

また「もう少しで融資ができそうです」などといわれて、融資をするためには、あと〇台、スマホやタブレットを契約して送ってもらう必要がある、として、さらにたくさんの携帯電話を契約させられ、送らされるケースもあるそうです。

そしてどのパターンでも結局、融資はされず、担当者との連絡はつかなくなり、その電話自体つながらなくなります。

携帯電話買取詐欺の被害者とは

普通のクレジット会社からはもうお金を借りることができないが、今すぐお金がほしい、と思っている人を罠にかける詐欺です。ただし、お金に困っている人からお金を取るのではありません。その人たちは「踏み台」として利用されます。

契約をするのは、もともとお金に困っている人ですから、さらに携帯電話会社に対する支払義務が増えると、払えなくなる可能性が高いです。

結果的に、携帯電話会社から、高額な機種をだまし取るという詐欺です。

スマホやタブレットは、転売すれば高く売れますし、詐欺に利用する携帯電話としても利用価値があり、犯罪をする人たちにとって、とても都合のいいものなのだそうです。

携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】にあった時の専門家の対応

今後の対応について、司法書士さんが教えてくれたのは、こんなことでした。

もし闇金からお金を借りて、利息を多く払ってしまったという問題だとしたら、債務をなくしてお金を取り戻してあげることはできる。でも、これは携帯電話会社に対する債務なので、これをなくすことはできない。

携帯電話というのは、契約者本人、または家族が使う目的で購入するものである。他人にあげたり売ったりする目的で携帯電話を購入することは犯罪ということになっている。

場合によっては、携帯電話会社に対する詐欺罪で夫が警察に捕まる可能性がある。

もし、すでに受け取ってしまった2万円というお金について取り立てが始まるようなら、それについて、弁護士や司法書士等の専門家が対処することは可能。という話でした。

携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】にあったらどうしたらいいのか

これからするべき行動としては「携帯電話会社に連絡して、通信契約の解除をすること」「警察に届け出ること」を勧められました。

ただし携帯電話会社から購入した、スマートフォンなどの機種代金は、支払わなければならないだろうということでした。そして、先ほども書いたように、警察に被害届を出すべきではあるが、場合によっては夫が犯罪者として捕まる可能性もあると知っておくべきだという話でした。

  • 携帯電話を送ることで謝礼も受け取る約束をしていた場合
  • 契約した台数が多い場合
  • 転売目的であると知りつつ契約した場合

こんな場合は、詐欺の被害者として警察に駆け込んだつもりが、詐欺に加担した加害者になってしまう可能性があります。

夫に警察に行くようすすめる

夫に、警察に行くように勧めました。すると「わかった。こんど行くから」という答えでした。

数日後に、警察に行ったかどうか聞くと、「忙しくてまだ行ってないけど、ちゃんと行くから」という返事。その後、行ったかどうかわかりません。

携帯電話会社に連絡したかどうかもわかりません。

聞けば、たぶん警察にはちゃんと行ったと答えるでしょうし、携帯電話会社にもちゃんと連絡したと、夫は答えるでしょう。それが本当かどうかわからないのが、夫という人です。

そして理不尽なことに、これだけ嘘ばかりついて、嘘がばれたこともたくさんあるというのに、夫は、疑われると怒るんですよね。

俺を信用できないのか!

とか言って、疑われてものすごく傷ついたっていう態度をとるんです。

えっ信用できませんが? って話ですよね。

これだけ嘘をつかれ続けても、夫を信用できる人がいるとしたら、逆におかしいと思うんですが。

こういう点でも、夫は、過去の自分と今の自分がつながっているということを意識できない人みたいに見えました。

こちらもお読みください

携帯電話買取詐欺【白ロム詐欺】に解決方法はないって本当?

携帯電話買取詐欺のことで無料相談してみました

2019/1/22

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