実際に働いてみてわかった、コールセンターの仕事のいいところと悪いところを書きます。
もくじ
コールセンターで仕事をするようになって約1年半
離婚してしばらくたってからコールセンターで働き始めました。
コールセンターで働くのは初めてで、特に人と話すのが得意な方ではなかったので、最初は本当につらかったですが、なんとか仕事を覚え、続けることができています。
このごろは、OJTといって、電話を取り始めたばかりの新人さんの横について、一緒に電話の音声を聞き、アドバイスをする役目をするときもあります。
コールセンターで働き始めたばかりの頃は、電話に出るのがいやでたまりませんでしたが、いまは、働きやすくて時給も悪くないし、いい仕事だと思うようになりました。
できるだけ長く働き続けることができたらいいなと思っています。
きれいな職場でオフィスワーク
コールセンターのいいところといったら、なんといってもこれです。
街中のオフィスビルが職場となっているコールセンターが多く、電車等での通勤に便利です。
エアコンや空気清浄機が完備されたきれいなオフィスで、座ってできる仕事です。
残業はほとんどない
電話を受ける時間が何時までと決まっているので、残業はほとんどありません。私が働いているところでは、電話が長引いて15分程度の残業がたまにあるくらいです。
社会保険や福利厚生がきちんとしている
当たり前のことのようですが、とても小さな会社等で働いたりすると、あまりちゃんとしてもらえないこともあります。
コールセンターは一般的にとても多くの人を雇っていて、労務関係はきちんとしているところが多いです。
パートでも有給休暇をもらえたり、1分単位で残業代が出るところもあるらしいです。
シフトの融通がきく職場もある
ひとりひとりの役目が決まっている仕事だと、一人が休むと業務がまわらず他の人やお客様に大迷惑ということもあります。
コールセンターは、大勢いるので、一人休んでも他の人にあまり大きな影響がない場合もあります。繁忙期で一人でも多くの人に出勤してほしい時に休んだりするのはさすがに迷惑がかかりますが…
入社前や入社後に行われる面接で、シフトの希望を聞かれます。
土日だけ働きたい人、夜間だけ働きたい人などいろんな人がいると思いますが、都合に合わせて働ける職場を比較的選びやすい仕事です。
繁忙期と閑散期の差が大きいコールセンターも多いため、会社の都合に合わせて働ける人は優遇されます。
主婦や子育て中の人は、土日祝日にお休みしたがる場合が多いです。土日祝日や、遅い時間帯のシフトに入れる人は、ありがたがられるところが多いはず。
40代女性
週5日勤務で、休みの希望を出せる日が月に基本的に月3日までと決まっている。希望を出した日以外は、管理者が決めたシフトで勤務することになる。3日より多い希望休を取ったり、体調不良や急用でシフトが入っている日に出勤できない日が多いと、指導が入ったり時給を減らされたりする。
30代女性
閑散期にシフトを減らされて、お給料が希望よりも安くなってしまうことがありました。管理者のさじ加減で、シフトの希望が通りやすい人と、通りにくい人がいて、不公平感があり、不満が大きくなり辞めました。
人間関係が悪い職場もある
大勢の人が働くコールセンターで、人間関係に悩む人もいます。
上司が不親切であったり、教え方が下手であったりすると、仕事を覚えるまでが大変です。
オペレーター同志の人間関係で悩む人もいます。わからないことがあっても相談できる人がいない、休憩時間に話す人がいない、など…。ただ、業務をしっかり覚えてしまえば、業務上同僚や上司と話さなくてはいけない場面は少なくなる仕事ではあります。
周囲の人と仲良くした方が居心地はよくなると思いますが、人間関係は作らないと割り切って、決められた時間に、決められたように電話応対をして、あまり周囲の人と話さずサッと帰る人もいます。
将来性は不透明
AIに役目を取って代わられるかもしれないといわれています。10年後、コールセンターの仕事というものが存在しているかどうか、わからないということです。
コールセンターで働くのは初めての場合
お客様と電話で話す業務が多めの仕事の経験があれば、コールセンターで働いたことがなくても、仕事に慣れるのにはそう苦労しないでしょう。
敬語を使って話す経験があまりない人は、仕事を覚えるまで少し苦労するかもしれません。
パソコンは操作やタイピングの基本スキルがあれば採用してもらえることが多いですが、タイピングが苦手だと、やはり仕事を覚え、慣れるまで苦労するケースが多いようです。
未経験だけどコールセンターで働いてみたいと思ったら、タイピングだけは誰にも負けないといえるぐらい練習するのもいいと思います。目で見た文章をタイピングするだけでなく、耳で聞いてタイピングする練習もしておくといいですよ。
目、耳が悪くないことと、会話スキルが必要
文字の小さな資料を読んで理解する力が必要です。また、説明文を、お客様にわかりやすいよう読み上げたりすることがあります。
また、電話でお客様の話すことを聞き取り、理解する力が必要です。
年齢とともにどうしても衰えてしまう力です。ミスが増えて電話応対が難しくなり、コールセンターの仕事をやめてしまう人もいます。
私は離婚をして年金のことが心配なので、60歳以上までできるだけ長く社会保険に入って働き続けたいと思っています。
若い人が多い職場で、60歳前後まで続けていくには、
目、耳の健康を保つ
清潔感のある見た目を保つ
人間関係を良好に
こんなことに気をつけてがんばっていきたいなと思っています。
というわけで今日は、1年半働いてみてわかった、コールセンターの仕事のいいところと、悪いところを書いてみました。
◆konohaのつぶやき◆
もう12月になるんですね。早いものです。
去年の自分へのクリスマスプレゼントに育毛シャンプーが欲しいと書いたような気がするんですが、結局はひざかけになりました。美容より暖かさを取ってしまった…
今年は育毛シャンプーか、美顔器がほしいんです。でもまた悩みに悩んで別なものにするかもしれません。
自分へのプレゼント、何にしようかと考えるだけでも楽しいですね。
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